こんにちは。なまけてブログにようこそ。
企業や組織に属している方は、うつの発症などでしばらく休職した場合、その次のアクションを決断する時が来ます。
退職するか、復職するか。それとも休職期間を延長するか、などですね。
復職する場合、復職プログラムが決まっている組織もありますが、そこまで人事制度が定まっていない職場もあるでしょう。
復職する場合はこんな感じということと、その際に意識しておいたほうがいいことをお伝えしたいと思います。
復職のステップ
約1か月間を使って、徐々に職場環境に慣らしていくようなイメージです。
- 1週間目を、半日勤務にする。業務は極力簡単にして負荷を減らします。
- 2週間目を、15時までの勤務にする。少しづつできる範囲を広げていきます。
- 3週間目以降、定時までの勤務にします。
この期間中、無理そうならば調整を行います。
半日勤務の期間を延長する、業務を見直す、1週間のうち3日だけの出勤にするなどの処置も、臨機応変で行います。
復職の際に意識しておいたほうがいいこと
休職の原因になったものを取り除くこと
そもそも休職した原因は何だったのかを究明します。それを取り除かなければ、うつ症状は再発する可能性が高いです。
仕事内容や職場環境など、変えられる部分は周りと交渉して、できるだけ取り除きましょう。自分から動かないと、結局、誰かがあなたにまた同じことを繰り返させようとします。
どうしても不可能な場合は、転職も視野にいれておくべきでしょう。
仕事への集中力が落ちていることを自覚する
休んでいる間に、業務や作業への集中力は確実に落ちています。
休みから復帰してすぐにフルタイムで働いてはいけません。休んでいる間にエネルギーが溜まっているので、2~3日はフルタイムで仕事ができるかもしれませんが、その後調子が落ちていってしまいます。
時間はかかっても、1か月間は業務時間を短く切り上げることが重要です。巻き返しはそれからでも遅くありません。
休職期間の振り返りをする
休職期間になにをしていたか、記録をつけていますか?
うつ症状の場合は、余裕がないことが多いので、覚えていなかったりするかもしれません。忘れないうちに、振り返りノートを作って記録しておきましょう。
休職になった原因、休職中に思ったこと、感情、取り戻すために何をして、何が効果があったのか。などなど。
あなたの過去の経験は、あなただけの財産です。しっかりと自分のものにして、より良い未来を手に入れられるように活用しましょう。
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