※この記事は、タイトルどおり虫注意です。グロではないですが、嫌いな方はスキップしてください。
ファーストフード店、ファミレスなど、飲食店にいけばゴキブリの居るのは、どうしてもあたりまえの話になってきます。北海道にはゴキブリはいないと言われてきましたが、最近は暖かくなってきたので日本で生活するには、彼らを気にしないということは、難しくなりつつありますね。
ゴキブリの価値
ゴキブリは人間の出すゴミを食べているスカベンジャーです。街の日常では、カラスやハトもスカベンジャーと言っていいかもしれません。
ゴミを食べるのだから、彼らの体の中には、どうしてもゴミから出てきた物質が濃縮されていきます。フグ毒のようなもので、体内には危険な物質が溜まりやすいのです。
また、汚いところに生息しているので、雑菌を運ぶといういう特性があります。
ゴキブリは見た目も気持ち悪く、苦手な方が大半でしょう。
しかし、昆虫の中では、味が良いという評価もあるのです。清潔な状態で繁殖させたものであれば、将来的には食糧危機を救う生き物に昇格する可能性も捨てきれません。
ビジネスチャンスになるか
現在、昆虫食は注目されています。
人口が多くなってくると、たんぱく質をどのように摂取するのかが課題になってきます。昆虫は動物性たんぱく質が豊富であり、ほかにも栄養を含んでいます。また、キチン質などの採取も可能で、医療やハイテク素材の原料に使える可能性もあるのです。
現在、多く飼われている牛や豚などの家畜は、たんぱく質を得るためのエネルギー変換率でいえば、昆虫に劣ります。牛の出すゲップがCO2増加、地球温暖化の原因になっている、という報告もあります。
そして、昆虫が食料として優れているのは、やはり大規模な設備投資が不要なところでしょう。食用昆虫を飼育するには、大規模な牧草地や加工工場が不要なのです。
裏社会の資金源に?
『サカナとヤクザ』という本では、密漁などが暴力団の資金源になっているといわれています。また、タピオカドリンクなどは、運営資金が安く利益率もいいために、ヤクザのしのぎになっているという噂もあります。
そう考えていくと、昆虫養殖ビジネスも、暴力団の資金源になりえるかもしれません。大麻合法化がもし進めば、そちらのほうが巨大な市場でしょうけども、飲食に関するビジネスは、案外、暴力団の資金源になっているケースは多いようです。
江戸時代から、環境循環システムには利権がからみやすく、各々、株制(ギルド)が成立していました。その影響がまだ残っているという見方もできます。
画期的なベンチャー企業に資金を提供する側には、そんな背景があったりするかもしれませんね。
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