真面目さを突き詰めると、ギャグになってしまう

リラックス

こんにちは。なまけてブログにようこそ。

秋の夜道を歩いていると、カエデの大きな落ち葉が風に吹かれてカサカサと動いていたりします。思わず、『エイリアン』のフェイスハガーが多数、蠢いているシーンを想像して、ちょっと気色悪い気分になりました。

ギーガーの造形美術

『エイリアン』の造形で一躍有名になった、H.R.ギーガーのデザインは、ゴシックとSFとパンク、ホラーを融合させたような、不気味だけど目が離せない美しさがあります。そこに、少々の笑いの要素も入っています。「これ以上やったらギャグ」という、一歩手前ギリギリの線がいいんですよね。

珍兵器は大真面目から生まれる

しかし、芸術家ではない科学者たち、とくに軍事技術者には、そのようなユーモア感覚が抜けているようです。

「戦術を真面目に突き詰めていくと、ギャグになる」というのに感じが似ているかもしれません。特に第一次世界大戦では、総力戦という初めての戦争のなかで、各国が暗中模索をし、数々の珍兵器が登場しています。

アーティストは、もちろんそれを踏まえた上で表現しているわけなので安心できますけど、真面目なテクノロジストは、それこそ「大真面目」にテクノロジーを追求していくので始末が悪いですね。

ユーモアを理解した上の兵器開発なんてないのでしょうけど、「思いつき」から「引くに引かれない」状態になってしまったとき、珍兵器だろうが、とにかく完成させようとするでしょう。

100のアイデアから1の成功が出れば、大成果と言えますが、兵器開発の場合は、人命がそれだけ効率よく奪われるのだから、歓迎することはできないですけど。

おでん芸はなぜ芸なのか

ところで、おでん芸を見たことはありますか?

昔のバラエティでよく披露されたギャグで、熱々のおでんを無理やり食べさせられて、熱くて悶えるのを滑稽に表現した芸です。

おでん芸が芸たるにあたるのは、冷たいおでんを熱々のおでんとして「演じている」からプロの芸なのです

ところが、その芸が分かっていない素人は、本当に熱々のおでんを口にして熱がる様子を動画で撮影して公開したりしますよね。

単に火傷している人の映像なので、本来はなんの感心も与えないはずです。まさに「危険なのでマネしないでください」の意味をはき違えていてもそれが面白いと思ってやってしまうのは、見ていてシラけます。

面白がって見る側にも責任はあるのでしょう。炎上やすべり芸なんかで、いいねを稼ぐのは、やはり未成熟な社会だなーと思いますよね。

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