こんにちは。なまけてブログにようこそ。
年齢を重ねていくと、新しいことを覚えることが億劫になります。興味のないことや、全く何を言っているのかわからない専門用語などを覚えろと言われても、それは難しいであろうことは容易に想像できます。
高齢者にスマホを使ってもらえるのか
スマホがないと生活にハンディを負うような時代になってきて、高齢者へのICT教育が課題になっています。
キャッシュレス社会も、社会信用制度の導入も、スマホを利用できることが最低限のラインになりますが、高齢者にどうやってスマホの使い方を教えたらいいのでしょうか。
スマホの初歩的な機能を使うためなら、ユーザインタフェースがきちんとしていれば、1日くらいで使えるようになるかもしれません。しかし、ある程度使いこなそうと思えば、パソコンを習ったり、自動車を運転することと同じくらいのコストがかかるのではないではないでしょうか。
興味がないものは受け入れられないので、メリットを提示する
高齢者向けのスマホ教室や、高齢者向けの専用デバイスといったマーケットは、開拓されていくでしょうけども、そもそも、高齢者はスマホを使いたいのか?というところがネックになりそうですね。
いままで慣れ親しんだ紙やペン、係員というようなアナログデバイスを急にとりあげられてしまったら、「なんでこんなことを覚えなくてはいけないんだ」とブチ切れそうですよね。
現実に役に立って、いろいろなことが楽になるというご褒美の設定が必要でしょう。高齢者の興味のある、健康や若返りをキーワードにすれば、すんなり受け入れてくれるかもしれませんね。
人間丸ごとデバイス化
スマホ以外で実装するとしたら、高齢者にIoTデバイスを装着してもらうようになるのではないでしょうか。
行動をすべてビッグデータとして吸い上げて、リアルタイムに分析する。場面場面で適切な行動を促す、コンシェルジェとして機能するようになりますかね。
個人情報保護とかはすでに無いも同然で、かなりウザいデバイスになるとは思いますが。
追記
日本でも、医療用のウェアブルデバイスが発売されるめどが立ったようです。
大きく分けてシャツ型と腕時計型があり、心拍数や心電図を取得できます。特に腕時計型は、腕の動きを加速度センサで取得できるために、パーキンソン病や認知症を検知できるようになるとのこと。
技術の進歩は早いですが、それを素早く受け入れられるような法整備やリテラシーの高め方を研究する機関が必要なのでは、と思います。
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