インドや中国のジャズシーンはどうなっているのか?

ジャズ

いまや世界で存在感を増す大国となった中国インドでは、ジャズってそもそもどうなっているのか?少し調べてみました。

ジャズの拡散

ジャズはもともとアメリカの音楽です。第一次世界大戦の際には、すでに黒人部隊がジャズをヨーロッパで演奏しています。そのころからジャズが今のような形になっていったのでしょう。

1930~1950年代くらいが、アメリカでジャズが広まった時期です。ビッグバンドから、ビバップが流行って、ハードバップになって、フリージャズが生まれという感じでどんどん進化していったようです。

50年代の終わりから家庭にTVが浸透して、ダンスミュージックとしてのジャズは需要がなくなっていきます。代わりにロックやポップスが爆発的に流行すると、ジャズミュージシャンは仕事を求めてヨーロッパでも演奏するようになります。フランスや北欧などで演奏されるジャズは、現地の音楽と融合して、新しいリズムを取り入れたりと変化を繰り返していったのです。

インドのジャズシーン

インドでは、ジャズは演奏されたのでしょうか?

1930年頃、ボンベイ(現ムンバイ)にある、タージマハルホテルという豪華なホテルでジャズのビッグバンドが演奏をしていたようです。このホテルはエリート階級が使うホテルだったので、ジャズもオーケストラのようなBGMとして使われていたのではないでしょうか。

それから1960年ころまで、インドではジャズが演奏されていましたが、大衆には広がりませんでした。やがて、ロックやポップスが入ってくると、ジャズミュージシャンは需要がなくなっていき、映画音楽に生活の活路を求めるようになります。ボリウッド(ボンベイの映画産業)の初期の頃はそのように音楽をつけていたのですね。

インドのジャズミュージシャンで有名なのは、フランク・フェルナンドチック・チョコレートといった人たちです。管理人は全然知らなかったので、Youtubeで少し聴いてみました。

チック・チョコレートはインドのルイ・アームストロングというような人で、その音は、個性派のトランペッターのように聴こえました。演奏する曲はどこかヒンディーな感じで、まるでディジー・ガレスピーが率いるビッグバンドのような、熱狂的な感じを受けました。アフリカとインド、どこか共通点があるのですかね。

中国のジャズシンガー

それでは、中国はどうでしょうか。

ご想像のように、共産圏ではジャズは流行らなかったようです。

マーケットとしてはとても小さく、香港の人たちがジャズを聴くくらいだとか。

それでも、近年になって、中国からはなかなか良いジャズシンガーが出てきています。

台湾出身のJoanna Wang は、マイルドな歌声が魅力的です。重慶から出てニューヨークで活躍しているBei Xu は、ちょっとウィスパーっぽい声がかわいいですね。

現在のアジアは、スマホが圧倒的に浸透している社会ですから、音楽の流行もネットの流行にあわせて、あっという間に変わっていきます。

あいみょんの「マリーゴールド」のように、どこかなつかしいテイストを持った曲が、音楽配信で大成功したように、ジャズもリメイクされて流行することだってあり得ることだと思います。中国ではジャズはまだ知名度が低そうですしね。

映像の力が音楽を流行らせる

インドのボンベイ香港の共通点は、映画産業だったのではないでしょうか。

もちろん、植民地としての過去の影響もあるでしょうけど、映像があるところ、音楽も需要があるのです。

ネットの動画配信からヒット曲が生まれる現在の構造は、必然なのでしょうね。

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