偉大なテナー、スタン・ゲッツについて思うこと

ジャズ

こんにちは。なまけてブログにようこそ。

スタン・ゲッツというジャズミュージシャンについて、知っているか方はどのくらいいらっしゃいますかね。ジャズをすこし齧ったことがある方なら、もちろんご存じでしょうが、「J-POPとロックしか聞かない」ような世代の方は、知らないかもしれません。

1940年代~1980年代まで一線で活躍した偉大なテナーサックス奏者であり、卓抜したテクニックと豊かなイマジネーションの持ち主でした。

管理人は、当然スタン・ゲッツのことは知っていましたが、実は今まで聴くのを敬遠しているところがありました

スタン・ゲッツへの先入観

ひとつは、ゲッツの曲を聴きこむ前に、村上春樹のエッセイ等でゲッツの人柄などを知ったところでしょう。

ゲッツは確かにプレイヤーとしては超一流です。しかし、人間性としては、素行が悪いところが目立ちます。わがまま、自己中心的、気に入らない相手には口汚く罵ったりする。そして、麻薬に手を出して依存症になり、アルコール中毒からは生涯、抜け出せなかったようです。

依存症については、若いころの周りの大人の影響が大きいようです。Wikipediaによれば、ジャック・ティーガーデンという、ジャズトロンボーンの名プレイヤーのバンドで演奏することで腕を磨きましたが、同時に、ティーガーデンの飲酒癖にまで影響を受けてしまったとのことです。

スタン・ゲッツの伝記として、『スタン・ゲッツ 音楽を生きる』(ドナルド・L・マギン著 村上春樹訳)が出ていますが、少々お値段が張る本なので、機会があれば読んでみたいと思います。

音楽性の好み

またもうひとつの理由としては、スタン・ゲッツはボサノバジャズで大きな成功を収めるのですが、管理人がラテンリズムのジャズをあまり好きではなかったことによるものです。

これは完全に好みの問題なのですが、ジャズの王道は、マイルズ・ディビスのクールジャズ路線であろうという、思い込みによるものです。音楽は好みであればどんなジャンルだって聴けばいいのですが、先入観や偏見によって、つい視野が狭くなりがちです。

スタン・ゲッツの演奏に驚く

先日、うつ症状で気分が落ち込んでいるときに、なにげなくYoutubeでスタン・ゲッツの演奏を聴きました。

そのとき、ハッとしました。これほど滑らかで美しいメロディラインを、聴いたことがなかったので、驚いて数回リピートして聴きました。

ゲッツは、レスター・ヤングに多大な影響を受けたということなので、ヤングのメロディアスなプレイが引き継がれているように感じました。

ここまで心を動かすプレイをするミュージシャンを敬遠していたのは、本当勿体ないことですね。

芸術を鑑賞するには、鑑賞する側にも教養が必要であるという言葉もありますが、それが先入観になってしまっては「鑑賞眼」すら失われてしまいかねないと、改めて感じます。

良い音で音楽を聴きたい方は、こちらの音楽ダウンロードサイトで探してみてください。きっと感動できる音源に出会えると思います。


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