プレゼン下手を克服するための工夫

働き方

プレゼンを苦手とする人は結構いると思います。

プレゼンでなくとも、営業トークであったり、社内会議での発言でも同じですが、自分の伝えたいことを相手に興味を持ってもらわないことには、なにも始めることができません。

どうしたら興味を持ってもらえるか

もし、本当にそのプレゼンを必要とする人がいるならば、プレゼンを聞く側も真剣に聞いてくれます。そこでは、プレゼンする側と聞く側の間に理解が生まれるかもしれません。

しかし、そんな恵まれた状況でプレゼンをするということは、ほとんどないでしょう。大抵の聴衆は興味があったら耳を傾ける程度であり、はじめの部分で面白くないと判断されればほぼスルーでしょう。

ではどうしたら自分の言うことに興味を持ってもらえるでしょうか?

これは昔からいろんな人が研究して実践してきていることなので、多種多様な方法があると思います。

落語家は、お囃子とともに入ってきてまず興味をひき、その後、枕噺をします。それは落語家にとっても、お客さんにとってもルーティーンとして働き、聴く体制が整います。

大道芸人はどうでしょうか。彼らは初見の人を相手にする場合がほとんどですから、MCが必要です。また、サクラを使って聴衆を温めることをする工夫をしています。本来の芸の腕はもちろんですが、立ち止まらせることに主眼を置いていないことには、商売になりません。

ヒトラーの演説のすごさ

政治家の演説でいちばん研究されているのは、ヒトラーの演説だと思います。

演説会は夜を選びます。人々が疲れていて、判断力が鈍っている時間帯を狙っているのです。また、自分の周りだけたいまつや照明で明りをあて、荘厳な雰囲気を作り上げます。

演説は最初はゆっくり始まり、徐々にヒートアップしていく形をとります。聴衆をノセていく効果があるのです。主張は少なく絞り、重要な部分を何度も繰り返し刷り込みます。最後は聴衆とナチス党員たちが一緒になって歌を歌って感動的な幕切れになるのです。

決め台詞や決めポーズまで作っていたヒトラーは、プレゼンの天才でしょう。興味が薄いひとでも、いちど熱狂の人波に交じってしまえばもう猜疑をはさむことはできなくなるのです。

リピートすることの効果と、言わない部分の重要性

同じ言葉をリピートすることは、人間に興味を持たせることに強い効果があります。

子供が自分の主張をするのに、親に何度も何度も同じセリフを言い続けることがあります。あれは、やられるほうは本当に不快ですが、どうしても耳を傾けてしまうでしょう。

もっとも、生物の大人は子供の声には反応しやすくできているのかもしれません。赤ん坊の泣き声に気づかない母親はいないでしょう。子供は、泣くか訴えることでしか自分の意思を伝えることができないので、そのような機能が発達しているのかもしれません。

快か不快かはともかくとして、リピートにはそのように強い効果があることを知っておくと役に立つかもしれません。プレゼンする側は、興味を持ってもらいたいことを情熱をもって繰り返し訴える。聞く側は、どこがキーワードであり、どこがそうでないかを判断するための基準になります。

説明されないことのほうが、実は重要だったりもしますので、本当に聞くことが重要なシーンであれば、そこを意識しながらメモをとりましょう。

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