人生PDCAサイクルを上手く回せるのか?

メンタル

PDCAサイクルのことを知らない方もいるかもしれませんが、Wikipediaによると「生産技術における、品質管理などの継続的改善手法のこと」となっています。Plan-Do-Check-Action(計画ー実行ー評価ー改善)という1サイクルで回していき、徐々に問題のある個所を改善していくという手法です。

これを生産技術のみならず、拡大解釈してサービス業の品質向上に役立てたり、果ては人生設計をPDCAサイクルで回して、武器として人生の質の向上を図ろうという話もあります。

今回読んだ『残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え』(江上治 KADOKAWA)は、まさにその「人生PDCAサイクル」を実践してみようという内容でした。

人生PDCAサイクルとは

Plan(計画)については、仮説を立ててみることであると書かれています。仮説を立てることを、ロジカルシンキングではアブダクションと言い、演繹法、帰納法と同列の手法になりようです。

仮説を立てることは、統計的な面から見ることが多くなると思いますが、どちらかというと厳密にこのようにするというものではなく、ヒューリスティックな面、過去の経験や勘といったものがある程度重要になってきます。人生の計画を立てろ、といってもまぁ難しいものなので、1年後、3年後、10年後に、どのようになっていたいか目標を具体的に考えておくことになります。

次に、Do(実行)についてですが、これは仮説をもとにした計画を実行してみることであるのですが、重要なのは細かい記録を取ることです。計画の時点で、どのような記録を取るかを決めておき、後の行程で役立てるのです。日記や行動トラッカーをある適度の期間で集計して積み上げていく作業が必要です。

Check(評価)は、仮説によって作った計画と、実行時にとった記録がどれくらいずれているのかを確認する作業です。振り返りは、感情や言葉で行うのではなく、数値でチェックするのように求められます。そのためには、記録のデータをクリーニングしないといけません。ノイズをとり、欠損データを補完するなどの、地味な作業が必要になるでしょう。機械学習用のデータを作るノリと一緒のような気がします。

そして、Action(改善)は、一番頭をつかうべきところでしょう。なぜ計画とずれているのかを検証することはもちろんですが、順調に計画通り進んでいる場合でも、なぜ計画どおりに進んでいるのかも考えるべきです。それがたまたま運が良かっただけか、必要以上にコストをかけて達成したことなのか、判断しなくてはならないからですね。もし、損失のほうが上回っている場合は、損切りを早めに決断しないといけないのです。

どのように評価するべきなのか

PDCAサイクルを人生にあてはめてみると、どうしても自分の視点からしか見ることが多くなってしまい、冷静な判断は難しいのかもしれません。第三者による判断がシステムとして組み込まれているのがいちばんいいでしょうけど、そのようなサービスなり、パートナーなりを周囲に見つけられるのか、そもそもそんな第三者の目が必要なのかも考えどころですね。

単純に、収入で判断するとかならば自分で貯金通帳を見ればわかりますし、FPに頼むこともできそうです。数値化、見える化をすることで物事が簡単になるならば、それに越したことはありません。

しかし、人生のPDCAを回し、成功したかどうかを収入や信用スコアなどで確認したとき、本当に満足できる人生の時間だったのかを判断するのは、やはり自分の主観になりそうです。あくせく働いたけど、収入は伸びなかった、しかし充実していた、なんてこともあるのですから。何回か回してみて、やっとコツが掴めるようなものなのかな、というのが管理人の観想です。


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