日常に潜む、非現実的な世界

リラックス

普通の生活をしていても、時折、ふと何か違和感を覚えることに気が付くことってありませんか?

いつもの通勤コースなのに、こんなものがあったのかと発見することもありますし、逆になにかが無くなっていることもあります。無くなって初めて気が付くことだってあるのです。人間の有意識下の注意力なんて、たかが知れているのです。

一時期流行った、「アハ体験」とかもそうですね。注意力を払っていない部分の変化に気が付くことは難しいです。

雨の中、銃をもつ少年を見る

先日、雨の降る中を傘をさして歩いていた時に、少年とすれ違いました。結構な雨のなか、傘もささずに歩いてきたので注意を払ったのだと思います。そして、その少年とすれ違ったときに、少年がピストルのようなものを持っていることに気が付いたのです。なにごともなくすれ違い、そのまま歩いてきましたが、なんとも不思議なことだなと考えました。

もちろん、エアガンかなにかで遊んでいただけだとおもうのですが、この雨のなかにピストルを持って彼はどこへ行こうとしていたのでしょうか。組み合わせが気になったのです。管理人の妄想は、あれが本物の銃だったらどんなことになるのだろう、と膨らんでいきました。

少年と銃という組み合わせは、案外よくあるものです。少し古いマンガになりますが、『ヨルムンガンド』には、少年兵の主人公が出てきます。普段着のように銃を持ち歩き、人を撃ち殺すことに慣れている。そのことが、ギャップを感じさせるので、少年兵という言葉は、なんとなく空恐ろしいものであると思います。

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人気がない場所でなにが起こっているのか

2020年4月の現在、新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令され、外出自粛の状態が続いています。通りには人通りがなく、ましてや郊外の雨のなか、人通りもほとんどありません。こんな状態のなか、なにか非日常的なことを思いついて、それを実行している人がいてもおかしくないです

例えば、家に3Dプリンタがあれば実際に打てる銃を作ることもできます。弾はさすがに簡単に入手できそうもありませんが、仮に手に入ったとしましょう。すると、あの雨の日にすれ違った少年のピストルが、本当に殺傷能力を持っているものである可能性だってあるのです。人目のない雨のなか、試し撃ちをしたり、人を殺傷したりもできなくはない。

管理人がまだ子供だったころ、週刊マンガの裏表紙などに、エアガンや手裏剣のおもちゃ、ヌンチャクなどを通販しているページがあって気持ちをそそられたことを思い出します。今の子供はエアガンなんかで遊ばないのかもしれませんが、銃を持つということは、特に男の子にとっては「特別」に強くなった気持ちにさせるものです。

非現実の王国

ささいなことから非現実なことを、妄想してきましたが、あとから理論づけすると「意外にもできないことではない」と想像してしまいます。特に、人目のないこの時期、暇をもてあましている幾多の人がなにかを思いついて実行していも案外、発覚しないのではないでしょうか。

アウトサイダーアートいうジャンルがあります。要するに、正規のルートから外れた芸術、たとえばアマチュアの作品をそのように呼んでいるだけです。そのアウトサイダーアートの傑作に、ヘンリー・ダーガーという人が60年かけて執筆した『非現実の王国で』という超長編小説があります。

ダーガーは、正規の教育を受けておらず、教会の掃除人として生涯を送りました。彼は家では誰にも見せることを想定していない冒険小説を延々と書き続けていたのです。この小説は、ダーガーの死後に部屋を片付けていた大家が発見し、世に知られることになりました。しかし、偶然がなければそのまま誰にも発見されずに失われていたことでしょう。このようなアートが、世の中にはたくさんあるでしょうね。

誰も見ていないところで物事が進行しているということは、往々にしてあることです。まして、いまはコロナウィルスのようなことに皆の目が向いている時期ですから、知らない間に暴力や反乱、侵略や謀略などが進んでいても、気が付かないかもしれないですね。なんでもかんでも、ひとつのことばかりに目を向け続けないことが必要です。


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