夏来たる、そしてやる気も蘇る

働き方

5月もそろそろ終盤に差し掛かっています。夏の足音が聞こえてくる季節になっていますね。新型コロナウィルス対策で、自宅に巣ごもりしていた身としては、外の季節の移ろいが眩しく感じられます。

一日一日と、日照時間が伸びて、朝は4時過ぎにはもう空が白んでくるようになりました。夕方は6時過ぎても明るいですね。気温も上がり、早い企業ではクールビズも始まっています。あまり会社に行かなかったのでよく分かりませんでしたが、確実に夏が到来していたのです。

外出自粛から開放されたらやる気が出る

人間の社会はコロナウィルスの騒動で右往左往していました。しかし、企業活動の自粛や巣ごもりなどで、新たに分かったことも沢山あります。

例えば、中国やインドの工場地帯では、工場が吐き出す煙が消え、劇的に空気がきれいになりました。いままで茶色い曇りの中に居るのが当然と思っていた街の人たちが、遠くの山々まで見渡せる、澄んだ空気を感じられたのは驚きだったでしょう。

もちろん、工場が再稼働を開始すれば、徐々に元のスモッグの街に戻っていきます。しかし、一度でも空気が澄んだ状態を体感した人々は、環境についてより深く考えるかもしれません。これは大きな違いではないでしょうか。

諸外国よりいち早く外出規制から開放された中国では、一億五千万人以上の人たちが国内旅行やレジャーを楽しむために移動したそうです。それでも、例年の半分程度といいますから、どれだけ人々がレジャーを待ち望んでいるか分かるというものです。日本でも、このような反動的なレジャーブームが起こって欲しいですね。ホテルや観光業界などは、それこそ死活問題ですから。

むしろ季節の移ろいを感じられたかも

外出自粛中は、それなりに自然にふれる機会が多かったような気がします。普段の年であれば、ゴールデンウィークは旅行やレジャーで楽しみ、それ以外のときは仕事に勤しむという流れが、今回のコロナ騒動で一時中断されました。本来はオリンピックイヤーだったので、そちらのほうがうるさかったかもしれませんが。

買い物のついでや、健康維持のために散歩などをしていると、近所の公園で遊んでいる人たちが目立ちました。都心に出かけることもなく、学校も休みであれば、公園でボール遊びをしたり、ジョギングしたりするしか無いわけです。選択肢が少ないということは、概ね悪く捉えられますけど、そのために発見することもありました。

昼間から公園の芝生で遊ぶ高校生、大学生たちは健康的に見えました。まるで、ソビエトロシア時代に作られたプロパガンダ映画のようです。共産国の若者たちが、夜遊びやデートなどにうつつを抜かさず、勉強とスポーツに打ち込んで健康的な生活をしている、といったようなアピールをしていた昔の時代を彷彿とさせます。

また、散歩なんかをしていると、雑草であっても花が咲いたり成長しているのを見つけると嬉しいわけです。普段なら見向きもしないで通り過ぎる道が、案外、新鮮に見えたりしました。

尺蠖の屈するは伸びんがため

新型コロナウィルス後の世界はどうなるのか、ということは、識者たちの意見が多く出されています。いままでのようには戻らず、テレワークや時短、残業ゼロなどが普通になる。通販などのBtoCが更に伸びをみせ、ロジティクスもAIや5Gなどで革新されていく。過大なところでは、ベーシックインカムの導入やSDGsへの取り組みを組織の評価に組み込むなど、一気に変革が進むようなことを言い出す人たちもいます。

もちろんそれが悪いわけではありません。しかし当面は、途上国からブーメランのようにコロナ禍が戻ってこないように支援が必要ですし、景気対策のために数多くの手を打たなければならないでしょう。足元を固める必要があります。その後、本当に人々が必要なものはなにかを考える時期がやってきます。テレワークだけで、オフィスを完全撤廃する企業が増えれば、テナント料などの既存のお金の流れは変わります。家にいて、家族との絆を大切にすることを覚えた人たちは、残業などせずに食事も自炊派が増えるかもしれません。

こういった新しいトレンドをいち早く捉えて伸びる業界やベンチャー企業が確実に増えるでしょうね。既存のビジネスモデルにあぐらをかいていた組織は、あっという間に転落してしまうのが現代の怖さでもあります。レナウンのような大きな企業であっても民事再生法を申請するのですから、中小ならなおさら、明日の運命もわかりません。

むしろ、そのような既存のフレームを壊し、新しいビジネスモデルにいち早く参加できるチャンスと思わないと、乗りこなすのに難しい時代になるかもしれませんね。


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