アル・ディ・メオラ 『Tirami Su』

ジャズ

ジャズ・フュージョンで好きなギタリストといえば、真っ先に思い浮かべるのがアル・ディ・メオラです。何故かといえば、一番最初に名前を知ったジャズ・ミュージシャンだったから。

ジャズを聞き始めた切っ掛けになったといっても過言ではありません。管理人のジャズライフは、この人から始まったのですから、今でも思い入れがあって当前ですよね。

思い出のCD

とある雑誌で「アル・ディ・メオラというすごいギタリストがいる」というのを読んだことが一番最初だったと思います。まだ、ジャズなんて聞いたことがなくて、ルイ・アームストロングも、マイルズ・ディビスさえ知らなかったのですから呆れますね。

YMOのテクノポップの洗礼をうけていたので、エレクトリック・サウンドというものに興味がありました。ディメオラに対しても、「どれほどすごいエレキギターなのか」というところに注目したわけです。最初からジャズ・フュージョンというジャンルが好きだったわけではなく、「エレクトリック」のほうから入っていったのですね。

カセットテープ(!)の代わりに、CDというメディアがだんだん普及してきたころです。CDを買うと、「CDとはコンパクトディスクの略称で…」とか「ディジタルサウンドで音の再現性が…」といった説明書きがわざわざ入っていたほど初期のころでした。そのころは、特典とか無しの普通のアルバムであっても結構、高価でしたね。小遣いを貯めて、やっと1枚のCDを買う。それがとても大切なことだったように思います。

管理人にとって、その最初の1枚が、アル・ディ・メオラの“Tirami Su”(邦題『幻想都市』)でした。1987年のアルバムです。

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アル・ディ・メオラ・プロジェクト」という、アル・ディ・メオラがリーダーのバンドです。アル・ディ・メオラ(g)、ケイ・アカギ(kb)、アンソニー/ジャクソン(bass g)、ハービー・シュワルツ(b)、トム・ブレヒトライン(d)という構成です。

速弾きギタリストという言葉があったころ

アル・ディ・メオラは、チック・コリアの伝説的なバンド「リターン・トゥ・フォーエバー」に参加しています。キャリアの初期の頃で、ロック色の強いエレキサウンドを弾いています。そのころから、もう「速弾きギタリスト」や「バカうまギタリスト」という感じで、天才的なギターの速弾きが特徴です。

まだそのころは、速く弾くということに価値があった時代です。現代でも、楽器を弾く人にとっては、速く、正確に、適切な音量で楽器を奏でることは重要です。そんなテクニックを持っているミュージシャンには憧れるでしょう。

コンピュータでチャチャッと、どんなサウンドでも再現できてしまうような時代では、速弾きなどという言葉自体がナンセンスかもしれません。しかし、人間が手で弾くとなれば話は別です。アル・ディ・メオラの速弾きテクニックは今でも驚異的でしょう。比較するとなれば、イングヴェイ・マルムスティーン、スティーブ・ヴァイなんかと同等かそれ以上だと思っています。

”Tirami Su”/幻想都市

“Tirami Su”というタイトルは、あのデザートのティラミスのことです。あんまりアルバムの内容と関係が無いのですが、ディ・メオラがティラミスが大好きだったから、という理由で付けられたタイトルだったと思います。邦題の『幻想都市』のほうが、ぴったりくるのじゃないかな。

すべての曲が好きですが、特に挙げるとすれば以下の3曲になります。

“Beijing Demons”

アルバムの1曲目ですね。長いことBeijingという言葉の意味が分からないでいたのですが、「北京」のことであっていますかね。本当に幻想都市というイメージの曲です。エコーの効いたギターサウンドと、変幻自在のシンセサイザーの音が、夜の都会の別の顔を見せてくれるようです。

“Rhapsody of Fire”

「炎のラプソディー」というタイトルです。CMソングに使われたことがあります。アル・ディ・メオラの一人舞台といった感じで、情熱的なサウンドをアコースティックで掻き鳴らしています。リズムも心地よく、曲の構成もカッコいいです。ラテンの香りが漂う名曲です。曲の最後に、ミュージシャンの話し声、笑い声が入っているのも愛嬌ですね。

“Song to the Pharaoh Kings”

チック・コリアの曲ですが、ディ・メオラのギターで聴くと、しんみりと染み入るようなサウンドになっているから不思議です。対比して聴いてみると、違いを感じ取れるでしょう。こちらのアルバムで聴くほうが、「情念」みたいなものを感じるのです。スパニッシュ風な味付けがそのように聴こえてくるるでしょうか。

このアルバムは、たまに聴きたくなり、今でも手が伸びます。初心に返ったような気がして、心がリフレシュできるのです。最初に買ったアルバムには、そんな力があるのではないでしょうか。

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