ロジカル・シンキング的、美しい図の世界

働き方

コンサルタントの方とお話する機会があり、コンサルがどのように考えて、提案したり資料を作っているかが気になりました。当然なのですが、こちらがヒアリングされていると、無知をどんどん晒しているようで恥ずかしくなります。しかし、それもコンサルの腕次第なのだと思います。ヒアリングする相手にそのような感情を持たせること無く、有用な情報を引き出すのが優れたコンサルの条件の一つでしょう。

コンサルは、どうやらロジカル・シンキングにびっしりと沿って話を進めようとするようです。短期間で改善提案をすばり導き出すには、それなりの訓練とメソッドがあるのでしょう。

ビジュアル ロジカル・シンキング』(平井孝志・渡部高士、日経文庫)をサクッと読みながら、ロジカルシンキングについて少しだけ齧ってみました。確かに、と頷けるところがあります。それよりも、ロジカルに考えると物事が美しく見える化されるというところに惹かれましたので、美しいと思った図を列挙していきます。

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ピラミッド

ロジカル・シンキングの基本です。事象を掘り下げていくときに、漏れなく無駄なくということを徹底するのが必要なのだそうです。そうして、事象のグルーピングや粒度などを意識しながら、どのような角度から分析するか、ゴールデンカットを考え抜くことが重要な最初の取り掛かかりです。

切り口は幾つかあったほうがいいのです。一つの切り口だけに拘泥してしまうと、抜けが発生してしまいます。例えば、市場を成長率で見るのか、競合とのシェアで見るのかでは方向性が違ってきます。いろいろな方向から考え抜いて、美しく粒が揃った状態に整理すると、ピラミッド構造になるというわけです。

グルーピングするには方法が幾つかありますが、日本では「KJ法」が有名とのことです。付箋紙にいろりろ書き出して、ホワイトボードに貼り付けながらグルーピングしていくことで、重複や抜けを防ぎ、真の課題が何なのかを探り当てる方法です。

PPM

プロダクト・ポートフォリオ・マトリックスの略です。自社の製品に対して市場の成長率を縦軸に、相対的な市場のシェア率を横軸にとっています。自社の強みや弱み、これから成長しそうな分野などの市場との関係性を構造として図にしたものです。

それぞれのマスの例えが良いですよね。市場が成長していて、シェアも取れているところは「スター」で、この市場での地位を確保し続けるべき分野です。市場が成長していないけど、シェアが取れているところは「金のなる木」。稼ぎ場所というところですね。

逆に、成長している市場なのにシェアが取れていないところは「問題児」です。いかにテコ入れしていくか、力をかけていくべき分野です。そして、市場も小さくシェアも取れていないところは「負け犬」。ここから撤退するか、コストをカットするなりを判断しなければ、会社にダメージを与える場所なのです。

80/20の法則

パレートの法則として有名な、80:20の分類方法です。全体の数値の8割は、全体を構成する2割の部分が生み出しているという法則性に基づいています。

例えば、会社の売上の80%を、会社全体の2割の社員で稼ぎ出しているとか、市場に出回っている製品の80%のシェアが、その市場の有力な企業上位20%で占められている、などです。

働き蟻と遊び蟻の比率としても使われますね。蟻の巣全体の8割の仕事を、20%の働き蟻がこなしています。そして、常に20%の蟻が仕事もせずにブラブラと遊んでいるのです。この蟻の巣から、遊び蟻や、働き蟻をすべて取り去っても、また同じ比率になっていくというところが面白いですね。

グラフとしても美しいし、なんとなく経験則のような納得感がある法則です。うまく使えればプレゼンのときなんかに応用できそうです。まあ、プレゼンを聞き飽きている人には「またか」と思われそうですけど。


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