老年になるとベースボールキャップを被るようになる理由とは

リラックス

昔から疑問に思っていたことがあります。それは、老年の男性になると、なぜベースボールキャップを被るようになるかということです。オフのカジュアルスタイルのときや、ゴルフや釣りなどのスポーツを楽しむときは、あまり違和感がありません。理由がはっきりしているからです。しかし、明らかに会社通勤のときに着るようなスーツにベースボールキャップを合わせるのは、理由がよくわからないし、かっこ悪いのではないかと思うのです。

自分がまだ、その域に達していないのでなんとも言えないのですが、なぜ老年の男性はスーツにベースボールキャップをあわせるのか疑問でなりません。ちょっとネットで調べてみると同じようなことを思う人がいるようなので、考察してみました。

老年の男性がベースボールキャップを被る理由

まず一つ目の理由としては、「若くみえるから」だそうです。ベースボールキャップは比較的若い人が被るものだという思い込みがあるのかもしれませんが、数歳、若く見えるならばキャップを被るというのはありえる話です。もっとも、私自身はキャップを被るのは本当の子供~若者か、老年の人という2択のイメージがあるので、違和感があります。

2つ目の理由としては、「ハゲおよび白髪隠し」です。1つ目の理由と重複しますけど、まあ分かりやすいですね。ハゲているとみっともない、必要以上に年寄りに見えるなどの後ろめたい思いがあるのではないでしょうか。これは男性ならではのコンプレックスかもしれません。ハゲていたところで人間の価値が変わるわけではないですが、見た目で舐められるのを潔しとしない気分がそうさせるのでしょう。どちらかというと、スーツにキャップのほうがかっこ悪いですけどね。

3つ目は「眩しいから」。これについてはかなり信憑性があります。年齢を重ねると視力が明らかに落ちます。眼球周辺の筋肉の動きが悪くなるため、調整ができなくなるからです。老眼になるのはそのためですね。それでなくても、目を長年使っていれば白内障や網膜剥離などの劣化が激しくなり、目を保護する必要があるのです。具体的にいうと、瞳孔を調整する機能が悪くなるため、目の絞りが効かなくなってきます。キャップは帽子のツバで直射日光を調整できるから、目に優しいのです。

あとは、現在リタイアしている世代の人たちが見ていたアメリカ映画では、よく老人がキャップを被っていたから、その影響かもしれません。ファッションですね。

ハットは何故流行らなくなったのか

ハットは日本でいうとことろのソフト帽にあたるでしょう。「サザエさん」で、波平が被っているあの帽子です。昔の欧米のフィルムなどを見ると、皆このソフト帽を被っていたように思います。1940年代くらいまでは、まだそのようなトラディショナルなファッションが中心的でした。

日本では、戦後しばらくの間はまだソフト帽を被る習慣が残っていたようです。この習慣はもちろん、欧米から取り入れられたものですから、海外の人が被らなくなると日本でもそのようになったのでしょう。なんでも、右に倣えの時代でしたから。

『映像の世紀』などを見ていると、やはり第二次世界大戦より前は、多くの人がなにかしらの帽子を被っています。戦後のアメリカでは、現世の自由を楽しむ若者文化が世界を変えていきました。それにならって、トラディショナルよりもトレンドのほうに移っていき、ファッションも敏感に着崩した方向に進んでいったのだと思われます。

植草甚一さんの著書には、頭が固くてガチガチのつまらない奴という意味の「スクエア」と、しなやかに時代に合わせて生きる「ヒップ」というタイプの人が比較されています。帽子ひとつでも、「スクエア」か「ヒップ」かで差別化があり、皆、被らない方向に進んでいったのです。

ファッションとして復権してもいいのではないか

トラディショナルな扱いとしては終わったハットですが、カジュアルでは、おしゃれな人には、個性を出す便利な小物として扱われています。クールビスや、カジュアルOKな職場が多くなってきている現代では、仕事着として復活することはなさそうですね。いま、ハットを被って職場に行ったら、きっと笑われるでしょう。

しかし流行というものは解らないし、周期があるかもしれません。そもそも、人間が身に付ける服というのは、環境に合わせたものであるべきです。人間の体型そのものは、数千年では大きく変わることはないので、身につけらる衣服というのは、どうしても似たり寄ったりになります。流行がぐるぐると回り続ける理由が分かるような気がしますね。

ハットがなにかの拍子で、「カッコいいもの」「礼儀として必要なもの」「あると便利なもの」などと認識されていったら、また流行するかもしれません。

そう考えると、スーツにベースボールキャップというスタイルも、もしかするとトラディショナルなスタイルとして受け入れられる可能性だってあるわけです。もし、所属する組織の方針で、「カジュアル禁止。スーツとキャップ着用のこと」などと、偉い人が決めたとしたら、所属する人たちは無難にそれに合わせるでしょうしね。

服装で見た目を若く見せることが出来るかもしれませんが、加齢臭や肌荒れなどは、どうしても表れてしまうものです。歳を重ねても爽やかでいたいなら、スキンケアや加齢臭対策などをしてみてはどうでしょうか。男性用化粧品だからこその良さがあると思います。

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