J.J氏こと、植草甚一さんが著作内で紹介していたジャズを聴いてみようという記事がある程度溜まったので、まとめ記事にしました。参考にしたのは、『いつも夢中になったり飽きてしまったり』(植草甚一、ちくま文庫)です。
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植草甚一さんってどんな人?
植草甚一さんは、現代ではさほど知名度がある方ではないかもしれませんが、著作家としてか活躍された、1950年~70年代の若者達には、大いなる影響を与えたことでしょう。
雑誌「宝島」の発行や、ミステリー、映画、ジャズ、生活スタイルまで、数々の著作、コラムを執筆しています。当時のサブカルチャーのはしりであり、しかもその洒脱な文章は今読んでも古いと感じません。さすがに、取り上げている内容は「公民権運動」に関することだとか、リアルタイムな話題でもありますけど、2020年の初夏にかけてアメリカで起こっている黒人差別問題について知るには、このような空気感のうえで紹介されている、植草さんの文章を読むとピタリと来ます。
植草甚一さんは明治41年生まれで、早稲田大学中退。東宝に入社して、太平洋戦争中は映画館の維持などに尽力されています。英語やフランス語の文学、ミステリー小説に堪能であり、その分野の映画に関する著作を多く執筆しました。映画中毒者「シネマディクトJ」のペンネームから、語呂が良いということでJ.Jと名乗ります。50歳頃からジャズに傾倒し、その方面でも数多くの名コラムを残しています。1979年、71歳で死去。
ジャズ聴き比べの記事
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