爆発の恐ろしさを8月に想う

メンタル

爆発というのは、本当に恐ろしいものです。8月になり、原爆の日が近づいてくるたびにそう思います。爆発の単位に使われる広島型原子爆弾何個分というのは、デリカシーがないのでやめて欲しいですけど、悲惨を忘れないためには重要なのかもしれませんね。

爆発は映像的にはインパクトがあります。アクション映画やゲームの世界では、爆発は派手で見栄えがするほど良いわけです。しかし、現実の世界に置き換えたらどうでしょうか。シューティングゲームで破壊する敵機にすべて人が乗っていたとしたら、みな爆死しているわけです。これは本当は、恐ろしいことだと思います。

ベイルートで起こった大爆発

2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートで大爆発が起きました。死者100人以上、4000人以上が怪我をするというすごい規模です。湾岸にあった硝酸アンモニウムという化学物質を保存していた倉庫がなんらかの理由で爆発したと見られています。

ベイルートの広さは19.8km平方、人口は約36万人。新宿区とほぼ同じくらいです。ほぼ全域に被害があったというのですから、その爆発の規模は想像を絶します。広島型原爆の12分の1ほどの破壊力があったようです。そのように考えると、まだ被害の本当の姿がさらされるのは、これからなのかもしれません。爆発したのが湾岸の倉庫でなく街中であったならば、さらに被害は大きくなっていたでしょう。

なんの前触もなく、近くで爆発がおこり瞬時に人が死に建物が粉々になるということが実際にあり得るわけです。硝酸アンモニウムは有機肥料の原料として使われているとのことですから、日本や他の国でも起こり得ることではないかとも思います。

史上最大の爆弾

人間が作り出した爆弾で最大のものは、旧ソ連の水爆「ツァーリ・ボンバ」と言われています。1961年に北極圏のノヴァヤゼムリャで爆発実験が行われました。その威力は広島型原爆の3300倍です。

核兵器が恐ろしいのは、任意の時に任意の場所で爆発させることができるからでしょう。このツァーリ・ボンバなどは、人類を何度も全滅させることができる核の脅威の究極の姿といったところでしょう。

爆発という点では、自然が引き起こす爆発のほうが遥かに規模が大きいです。アメリカのイエローストーン国立公園の下には巨大なマグマ溜まりがあることが分かっています。これが破局噴火を起こした場合、人類が滅亡する可能性があるとのことですから、恐ろしい。

また、6600万年前に地球に落下した隕石は、恐竜を滅亡に追いやりました。落雷なども巨大な爆発を伴うこともありますから、自然の起こす爆発というのは人類の想像の域をこえています。もうそうなっては、運を天に任すしかないでしょうね。

爆発で人が死ぬのはなぜか

爆発で人が死ぬのは、爆風による圧力が原因のことが多いです。強力な爆発にさらされると、肉が剥がれ、骨が砕けるので人間は原型を留めないほどの損害を負います。それより弱い爆発でも、至近で爆風をうければ肺や内蔵に圧力を加えられ破裂したり、出血したりし、ほぼ助かりません。耳や目も破裂するなどの被害をうけます。

その他の死因としては、爆弾の破片による損傷、熱線による重度の火傷、爆風で吹き飛ばされた際の骨折や打撲が悪化して死ぬこともあります。交通事故のように何メートルもふっ飛ばされれば無事ですむわけがありません。

音速で広がる爆風を避けられる人間はいないでしょう。爆弾テロの卑怯で恐ろしいところは、ひとたび爆発がおこれば、巻き込まれた人は無差別に死傷するということです。そのようなことに巻き込まれることなく、人生を終えたいものです。テロというのはどういうものか、平和のうちに考えておかなければいけない、ということですね。


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