火炎瓶の作り方くらいは、すぐに分かる世の中

リラックス

Wikipedia の寄付金くれくれがうざったいなと思うのですけど、広告付きにはできないそうなので仕方がない。いつも、いつの間にか収束するのは、誰か大金持ちの人が寄付してくれているのでしょうかね。

Siri や Google Assistant などの音声アシスタントは、なにか尋ねるとWikipediaを読み上げてくれることが多いので、こういうGAFAくらいの企業が定期的に寄付して存続させればいいのではないかと思いますけど。

Wikipediaでなんでも分かる

なにか知りたいことがあるとき、ネットを検索するとほとんどのことがWikipediaで分かってしまうわけです。アンサイクロペディアみたいなちょっとアンチなひねったサイトもありますが、Wikipediaで物事の多くが分かる、知が共有されるということはやはり大事なことです。

例えば、今の政府が気に入らないのでクーデターを起こしたいと思ったとき、まずネットで検索すると、「クーデター」の定義がWikipediaで分かります。また、Amazonでは『クーデターの技術』なんて本が簡単に検索できて、試し読みもできるわけです。書店に注文しなくてもすぐにKindleで手にはいります。武器として火炎瓶が必要だったら、火炎瓶について検索すれば火炎瓶の作り方、使い方なんてのもすぐに分かります。

後は、SNSで人を募ったり、時間と場所を決めて、みんな集まれといえば集まる人も出てくるでしょう。2010年の「アラブの春」もFacebookで始まったのですから、出来ないことではありません。下地が無いだけで、技術的には、いつでもクーデターくらいはできるようになっているのです。

間違っていたとしても拡がってしまう

ネットで仕入れた知識が間違っていることなんて、昔からよくある話ですが今はそれが正とみなされる事が多いようです。だれも検証しないし、できないのではないでしょうか。他のメディアの情報が多少歪曲されて伝わっても、元ネタがデジタルであれば流出することは必至です。

インターネットを神と見なしている宗教団体もあるわけですから、ネットが持つ影響力というのは半端ないです。昔のように情報が制限されて操作されるということは無く、無制限に拡散してしまうから間違った情報が伝わってしまうということが多くあるわけです。民主化と言えなくはないでしょうけど、嘘を嘘と見抜けるほど、比較できるメディアが多くあるわけではないのですから、言ったもの勝ちという世界が作られてきたのだと思います。

意味のない情報が99%でしょうけど、意味を見出してしまう、使えそうな情報というのがあるのも見逃せない特徴です。アメリカでは、黒人差別の問題についてデマが拡散しても、すぐに暴動に発展します。寛容性を持たない人々が数で攻撃するということです。その圧倒的な力の前には個人の力などはほとんど無いでしょう。それがいつ降り掛かってくるかも分からないような状況では、ネットを利用する際の安全性などは無いに等しいのです。

情報の価値の見直し

情報という便利な言葉にあまりに価値を置きすぎてきたのかもしれません。情報を握ったものが勝つ、というのは戦争の歴史が物語っていますが、それだけで行き過ぎてしまうのもどうかと思います。そろそろ情報について適正な価値が決まってもいいはずです。Wikipediaを1年間利用するのに300円とかなら結構、安価だと思います。

安易に手に入るものは安価であり、そこに価値を見出すものでは無いというのも、昔からの真理です。現代人は、ネット依存症が進み過ぎていて現実をネット越しにしか見れないのではないでしょうか。卑近な例でいうと、行きたいお店があり、事前に行き方や休業日などを調べておいて、完璧にしていても、道路工事のため道がふさがっていたり、臨時休業する場合だってあるわけです。でも、ネットに完全依存している人はそのことが理解できずに、途方にくれたりクレームを言ったりするのではないでしょうか。

「まさかそんな」と思うようなクレームが世の中には多くあります。クレームこそ宝の山だという経営者もいれば、クレーム処理なんてAIにまかせてしまえという組織もあります。誰でも発信できるということは誰でも間違ったこと正しいと思ったことが言える世界ですから、その責任をどうするか、個人が負いうる適切な責任の幅を決め得るかといったことが、ルールで決まっていく必要があるのでしょう。


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