仕事を受けるということは、孤立しないための一歩

働き方

会社組織に属している場合でも、フリーの立ち場にある人も、仕事を受けるということは社会から必要とされているという承認願望を満たしてくれるものです。もし、誰もあなたに仕事を頼まないということになれば、それは社会に属しているのかとても不安になることではないでしょうか。

仕事とは、必ずしもお金を生み出すためにやることではないと思っています。芸術家が誰にも理解されなくても己の中にある芸術を完成させるために貧困のまま一生を終えるのも、すばらしい仕事に入ります。自分それぞれの中にある高みに挑戦するのが仕事の本来の有り様なのでしょう。

組織の中での仕事

とはいえ、現在の労働者層の人間が関わる仕事というのは、自分の時間と能力をお金に変えることであると定義することもできます。資源はそれしかないのですから、それをどのようにしようとその人の自由であるべきです。働かなくても良いという社会ができるまでは、そのような換金システムとしての仕事が大半を占めるはずです。

仕事を受けやすい人はコミュニケーション能力が高い人です。頼む側からしてみれば当たり前のことです。頼んだことを笑顔でちゃんと引き受けてくれる、頼もしい人、気安い人に仕事が回ってきます。例えその仕事が本当は嫌であっても、また内面的にはそんな頼みは引き受けたくなくても、表面上はニコニコしている人に仕事は頼まれるのです。

組織に所属していても、仕事が回ってこなくなる人もいます。そいういう人は、なにか原因があるのですね。無能だったり、約束を守れない人だったりします。多いのは、イヤイヤ仕事を引き受けるようなコミュニーションの下手な人なのではないでしょうか。こういう人は、例えその仕事をやり遂げる能力があったとしても、組織の中で干される可能性があります

仕事を引き受ける上司の立ち場

縦割りの組織の場合は、仕事は上司から降りてくる場合も多いでしょう。上司がいろんな仕事を簡単に受け付けてしまい、あとは部下に丸投げするような性格の人だと、そのセクションはうまく回らないですね。仕事のインプットが上司経由であるならば、その仕事を引き受けるかどうか、どのようにすれば仕事が完了するのかを考えることが上司の仕事です。

良い上司は、仕事を引き受ける際に、自分のメンツよりも部下の休日のほうを重要視します。休日返上でこの仕事をやろう、なんていうのは、部下が参ってしまいます。そういう無茶を言うような上司は、自分がそのような仕事のやり方をしてきたから、他に仕事の回し方を知らないのです。

本当にコミュニケーションができる上司ならば、その仕事の内容をとりあえず聞いて、一旦持ち帰り、無理なら無理として、別の手法、別の締め切りを設定するよう交渉します。幸いにも管理人の上司は、このようなことをできる上司であるので、仕事の受け方として、とても参考になります。

フリーの人の場合、仕事を受け方は少し違う

フリーで仕事をしている人は、仕事の依頼をなかなか断れません。コネクションがものをいう世界ですし、一旦、断ってしまうと次の仕事が来なくなるかもという恐怖心があるのです。

しかし、フリーの人ほど自分を安売りしてはいけないと思います。安く買い叩かれ、便利に使われてしまうと仕事の品質が低下してしまう恐れがあります。それでは、割の良い仕事にありつくことが難しくなるでしょう。なんとか、クライアントと交渉して金額の水準を下げないことが重要になります。

そもそも、フリーであることは自由であることとはまた違った意味なのです。確かに、嫌なことは断る権利はあります。中間に搾取層が入らない限りは収入も良いはずです。しかし、フリーとして仕事を引き受けるということは、組織が分担していることをすべて自分でやることになるのです。営業、企画、製造、財務経理、法務、人事など、組織にはそれ専門の人が担当しているのですが、それをある程度は自分でこなさないといけないのです。

その上で、他の人との差別化が必要です。このようなことができるので、この金額です、ということをはっきりと交渉できないといけない。結構ハードルが高いのです。組織に所属していたほうが楽だと思うこともあるでしょう。このあたりを、フリーの仕事紹介とか経理のアウトソーシングなどでカバーできると、もうすこし働き方が違ってくると思います。働き方改革の波がまだ続いているか分からないのですが、きっとそのような方向に向かっていくのでしょうね。


いつも読んでいただいてありがとうございます。クリックしていただけると励みになります。皆さまが、リラックスできまように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました