怒りは虚しい、しかしその場で抑えるにはテクニックがいる

リラックス

怒りという感情は、恐怖心の裏返しです。恐怖を感じるということは、生命を脅かすようなものが身近に在って、それに対抗しないと危ないという人間の脳の働きによります。怒りは、その攻撃手な手段でもあるのです。

そうは言っても、いつも恐怖心を感じて、怒ってばかりいれば、社会人としては未熟な能無しと判断されることでしょう。大人の態度をとれない相手とは、実のある話はできません。怒りというものをそれなりに抑えることが、社会的な生物として必要な要素だと考えられます。

怒りを感じ、それに対応してしまったこと

職場が繁忙期になりはじめつつあり、人がピリピリし始めるとなにかと摩擦が起こります。

先日、管理人の部署が担当した部分に不手際があり、仕事の流れが遅延することが起きました。現場として、対応を開始していたのですが、その手際の悪さ、情報共有のなさなどを、わざわざ指摘してくる他部署の人がいるのです。仮にAさんとしておきます。

Aさんが言うには、現場が滞るようなことは大事件であり、そのようなことは事業部全体で共有されるべきである。そのような連絡体制もとれていない。そもそも、上司がコロナでテレワークして不在であるので、その下のレベルの責任者として管理人がそのようなことを手配しなければおかしい、なにか大きな問題になったら、どうするつもりなのか。というようなことをわざわざ文句をつけに来たわけです。

このAさんは、相手をみて、露骨に対応を変える人なので、そもそも無視して聞き流しておけば良かったのですが、こちらも対応を始めていて忙しかった管理人はつい正面からその言葉を受け止めてしまいました。結果、かなりの怒りにさらされ、言動がしばらく荒れていたと思います。キレてしまったのです。

時間が経てば客観視できる

正直に振り返れば、のらりくらりとその場を抑え込み、Aさんのような厄介な人の言葉を真に受けるようなことはしてはいけないのです。ロジハラという言葉が流行りつつありますが、正論側に立つと、寛容の精神をなくしてしまうのは、その人の内面がアダルトチルドレンだからということが言えるでしょう。

大事なのは、相手を理解しつつ、残された時間を使ってうまくいくように方向性で考えることです。そのような考えに則れば、Aさんが来たときに、相手の言いたいことを言わせてあげたあとに、「わかりました、状況を把握して全力を尽くします。ご指摘ありがとうございます」と言えばすむ話だったのです。

時間が経てば、そのようなことはいくらでも考えつきます。必要なのは、その場でそのような態度を取れるようになることです。これは、経験もあります。自らがまだ修行が足りないというのもあります。そして、常に前向きに物事を考えなければならないという方針が身についていないのだとも思えるのです。

前向きに考えられる人は、今の状況に腐ったり、諦めたりするまえに行動を起こせるでしょう。管理人には、残念ながらそのような部分が欠けていると感じます。

その場で抑え込めるように後天的なテクニックを身につける

心や経験はなかなか身につけられなくても、テクニックでなんとかできればそれでも良いのではないかと思います。アンガーマネジメントを調べれば、その場で怒りを収める方法がいくつも見つかります。

数を数える

人間は10秒くらいで怒りを忘れます。怒りの感情が湧き出したときには、まずは1,2,3…と数を心の中で数えていきます。すぐに反応してはいけないのです。数を数えて心が多少なりとも冷静になったときに、初めて対応すれば、短絡的な幼い怒りの反応をしなくて済みます。

客観視して実況状況をする

怒りを換気させるようなやり取り、ストレスフルなシチュエーションになったときには、自分の視点を一旦、客観的な視点にして、状況を眺めます。すると、コメディを見ているような気分になれるはずです。「Aさんがネチネチと嫌味を言いした。自分はそれに耐えています。おっと、Aさんがさらに調子に乗り始めました…」などと、実況中継を見ているように再現できれば、怒りに飲み込まれずに済みます。

このような、一旦、「相手と自分」ではなく「そのような状況」というように置き換え、客観視できるようになれば簡単にキレなくて済みます。売り言葉に買い言葉で熱くなるのはバカバカしいものです。厄介な相手を変えることはできませんが、せめて自分だけでも建設的な方向を向いているようにしたいものです。


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